2020年 12月03日

クリニック.アイ(ITTF ファイナルズの女子決勝を見て)

今まで、日本選手を中心に分析してきましたがさっき見終えたばかりの陳選手と王選手の試合を分析し陳選手がどうして勝てるのかを明らかにします。必見ですよ笑!!! まずプラボールの特性から説明すれば、プラボールはロングでは台から強くはね、下回転のツッツキは止まり易く伸びてこないということを頭に入れて置かないといけませんね!以前にも説明したように相手の強打に対しては台から適切な距離をとることが大切なんですが、ツッツキに対してはできるだけ台に近い所で打たないと強打が打ち憎いんですよ。特にフォアのドライブは体の前で打つと力が入り憎く、横で打つほうが力が入ります。ですからできるだけ台に近いポジションをとることが大切なんです。ハーフロングのツッツキをドライブするときは台にぴったり着いてないと強く打てません。陳選手はこれが上手いんですよ。それが見られたのがサンセット目の11-12からのレシーブエースです。解説の人は台からサーブが出たから打てたと言ってましたが、超スローで確認したら、台にぴったり着いて台上でうってますね笑。それに1球1球のボールが速いんですよ。それは2年ほど前にクリニック.アイで言ったライジングスーパードライブを使ってるからです。相手のボールのエネルギーを利用した回転のかけ方ですね(企業秘密笑)。勿論全ての基本技術を会得していることはいうまでもないですよね!これは独断と偏見ではないと………笑笑!!!

卓球クリニック・博多