2020年 11月15日

クリニック.アイ(ワールドカップを見て)

 およそ1年ぶりの投稿にも関わらずヤフー、グーグル検索トップに出てくることに感謝します。

 今日はきのう卓球ジャパンで放送された張本選手の卓球を分析したいと思います。企業秘密も感謝の意味で少しばらします。

 試合は4-1で張本選手が楽勝しましたが、中身の濃い試合だと…。相手の選手は腕の長さを生かした両ハンドが持ち味のためフォアミドル、バックミドルを中心に早いタイミングのストップレシーブを多様してましたね。台上の下回転のボールは強烈なフリックやチキータが打てない場合中途半端にはらうと相手の両ハンドの餌食になりやすいからです。特にファルク選手はフォアは表ソフトで強打されると守りづらく、バックハンドは十分にモーメントをとった水平スイングの強打が持ち味のため懸命な作戦でした。1本だけ軽く払ったボールがありましたがバックハンドで打たれ得点されましたね。取られたセットはファルク選手がストップを嫌がって上回転サーブを入れてきたのに上手く対応できなかったこととファルク選手が得意としているフォア表の台上高速ツッツキをくらった事が原因です。

 今回の企業秘密は台上の下回転は高速のストップやツッツキが有効だという点でした。その他気づいたのは張本選手がフォアを打つとき左足を大きく上げる癖がなくなった点です。バランスをくずしやすいため以前から気になってました。ボクシングのフットワークを勉強したらしいですがフォアの強打の打ち方が軸がぶれないで以前よりスムーズに回転するようになりましたね。(企業秘密笑)

 次回は19日に放送予定の伊東選手と孫選手の試合を分析します。なぜ負けたのか明らかにしたいと思いますのでお楽しみに。トランキーノ焦んなよ!
卓球クリニック・博多