2018年 05月04日

世界団体戦女子準々決勝を見て

準々決勝ですから勝てば銅メダル以上確定の試合でしたが、私は明暗を分ける2人の選手に注目しました。伊藤選手と平野選手です。伊藤選手は格下の選手にフルセットの大接戦、特に4セット目10ー6からのまさかの逆転負け、問題なのは4本もフォアロングのイージーミスがあったことです。ミマパンチがこの程度の選手にも通用しなかったことです。ネットより低いボールにはミスが出やすいし威力も出ません。本人も薄々気づいたんじゃないかな(笑)。それに比べて平野選手は課題のカット打ちが上手くなってましたね♪足の使い方や打球角度が完璧でした。近いうちにまた2人の立場が逆転することを予想させる一場面ではないでしょうか。石川選手はカット打ちは完璧です。しつこいようですがフォア前フリックをマスターしてください(笑)。いつもながら独断と偏見に満ちたコメントでした。

谷口英二
 卓球クリニック・博多