2018年 05月06日

世界団体戦女子決勝を見て

いよいよ待ちに待った決勝戦です。結果は1ー3で負けましたが伊藤選手がリュウシウンに勝ったのは大きいですね。勝因は過去二度中国選手にやられたバックにナックルロング、フォア前に下回転の対策が出来たこと、フォアロングにミマパンチを使わなかったことじゃないかな。一度だけ相手のスマッシュに対し緊急避難的にミマパンチを出しましたがこれはOKです(笑)。大接戦でしたが最後まて諦めない姿は苦しい練習をやってきた明かしだと思います。本当に良かった…(涙)次に出てきた平野選手はフォアミドルを狙われましたね。今回2人の中国選手は同じく狙ってました。平野選手はフォアミドルを打つとき左肩が下がる癖を発見しました。水平スイングの妨げになりミスが出やすいですね。早く直すべきです。石川選手はカットマンとやってきたためいきなりトップ級の攻撃選手へのギアチェンが出来なかったことが大きな敗因でしょう。全体的には中国に近づいてる感じですね。今後が楽しみです。

谷口英二
 卓球クリニック・博多